防犯ガラス

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防犯合わせガラスはガラスとガラスの間に特殊な樹脂膜を挟み込み圧着した特殊なガラスです。使用する樹脂膜の厚さによって防犯レベルが異なります。割れにくく、割れても飛散しにくいのが特長です。地震や台風などで割れた破片を踏んで怪我をするのを防ぐことができるので小さなお子様やお年寄りにも安心です。

網入りガラスは防犯?

ガラスの中にワイヤーの入った網入りガラスは防犯ではなく防火地域で使用されるガラスです。そのため防犯の効果はありません。

複層ガラスの窓には

ガラスとガラスの間に空気層のある複層ガラスを使用している場合は、通常の防犯ガラスは厚みが足りないので使用できません。空気層のある複層防犯ガラスと交換できます。

防犯レベルⅠ(30mil)

一般住宅でよく使用されている防犯ガラスは樹脂膜の厚さが30mil(約0.76㎜)を使用しています。ドライバーによるこじ破りに有効です。単板ガラスの窓でも交換できる厚さです。

防犯レベルⅡ(60mil)

30milの樹脂膜を使用した防犯ガラスよりもより強度の高い防犯ガラスは樹脂膜60mil(約1.52㎜)を使用した防犯ガラスとなります。ドライバーだけでなく小型のバールによる破壊にも効果的な防犯ガラスです。より大きいテラス窓など侵入されやすい窓にお勧めです。

単板ガラスの窓にも使える高性能防犯ガラス

日本板硝子のセキュオSPは単板ガラスの窓にも使える防犯ガラスです。樹脂膜の代わりに1.2㎜のポリカーボネート板を使用しているため割れにくく、高い防犯効果を得ることができます。

防犯ガラスで紫外線対策

あまり知られていないのが防犯ガラスが紫外線をカットする効果があることです。紫外線カット率は99%以上。紫外線カット効果のあるLOW-Eガラスでも約50%~76%程度なので防犯ガラスはかなり有効な紫外線対策になります。完全に防ぐことはできませんが家具やフローリングなどの色褪せに効果的です。

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